【まとめ】健康を維持するために必要な七大栄養素を紹介!

栄養素の役割とは?

健康を維持するために欠かせない様々な栄養素。その中でも、タンパク質、糖質、脂質は三大栄養素と呼ばれており、身体を作ったり、活動するためのエネルギー源となる重要な成分です。

三大栄養素に身体の調子を整える成分であるビタミン、ミネラルを加えたものを五大栄養素といいます。さらにこれに体内をきれいにする食物繊維を加えたものを六大栄養素、ファイトケミカルを加えたものを七大栄養素と呼びます。

このように栄養素には、エネルギーになる、身体を作る、身体の調子を整えるという3つの役割があります。そこでこの記事では、健康を維持するために欠かせない七大栄養素についてご紹介します。

三大栄養素|エネルギーになる成分

1.タンパク質

タンパク質は筋肉や内臓など、身体を作る原料となる栄養素です。酵素やホルモン、抗体などの生体機能を有する物質の材料となる成分で、肉類、魚類、卵、豆腐などに多く含まれています。

2.糖質

糖質は脳や神経系、筋肉が働くためのエネルギー源となる栄養素です。即効性があり、ごはん、パン、麺類などに多く含まれています。不足すると疲労の原因や集中力低下の原因になりますが、過剰摂取は肥満の原因になります。

3.脂質

脂質は貯蔵可能なエネルギー源となります。細胞膜の生成や必須脂肪酸の供給、断熱材として体温を維持する働きがあります。ホルモンの材料となる成分で、バター、植物油、肉の脂などに含まれています。

五大栄養素|身体の調子を整える成分

4.ビタミン

ビタミンは栄養素の代謝を潤滑にし、身体の調子を整える栄養素です。血液や粘膜、皮膚や骨などの健康維持に役立つ成分で、緑黄色野菜、果物、レバーなどに含まれています。ビタミンは体内で作ることができないので、食事でしっかりと補う必要があります。

5.ミネラル

ミネラルは骨や歯を形成したり、神経の伝達や細胞の働きをスムーズにする栄養素です。体内で栄養素を分解したり合成したりするのに欠かせない酵素の働きもサポートしています。海藻、乳製品、小魚などに含まれています。

六大栄養素|体内をきれいにする成分

6.食物繊維

食物繊維は体内をきれいにする栄養素です。コレステロールや血糖の上昇を抑えたり、腸内環境の改善、スムーズな便通のサポートなど、様々な健康効果があります。野菜、果物、海藻、キノコ類、豆類などに含まれています。

七大栄養素|抗酸化作用のある成分

7.ファイトケミカル(フィトケミカル)

ファイトケミカルは抗酸化作用のある栄養素です。病気や老化の原因となる活性酸素から身体や肌を守る働きがあります。活性酵素の発生やその働きを抑制したり、活性酵素そのものを取り除きます。免疫力を上げる効果もあります。

ファイトケミカルには、緑黄色野菜や果物などに含まれるβ-カロテンやリコピンなどのカロテノイド、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンや大豆に含まれるイソフラボンなどのポリフェノールがあります。

まとめ

七大栄養素についてご紹介しました。かつては健康を維持するためには五大栄養素が必要とされていましたが、現在では食物繊維やファイトケミカルも健康に欠かせない大事な栄養素となっています。七つの栄養素をバランス良く摂取して、健康的な毎日を送りましょう!