【発症から治るまで】腰椎椎間板ヘルニアの症状⑤

リリカの量を増やしてから手術を勧められるまで

前回の記事ではリリカの量を増やしたものの更に悪化して左足の筋力が低下したこと、痛みや痺れ以外の症状が出てきたこと、そして手術を勧められたことなどをご紹介しました。

この記事では、手術を勧められた日から腰椎椎間板ヘルニアが治るまでの日々をご紹介したいと思います。

手術を勧められた時の主な症状

手術を勧められた時に出ていた主な症状は、下肢の痛みと痺れです。神経を長く圧迫されていたことにより、左足の筋力が低下していましたが、これはリハビリで改善しました。

ところが、今度はトイレが我慢できなくなり、尿意を感じたらすぐにトイレに行かなければいけなくなりました。ちびる程度ですが何度か失禁したこともありました。

例えば、家で洗い物をしている時にトイレに行きたくなったのですが、洗い物が終わってから行こうと思って洗い続けていたら、ちょろっと出た感覚があり、トイレで見てみるとやっぱり漏れていました。

バスに乗っている時に尿意を感じて、途中で下車して、コンビニに入ったこともあります。足が痛くて走れないので、外にいる時に尿意を感じるとかなり焦りました。

手術に関しては、治療が思ったより長引いていることから勧められたのですが、リリカの量を75mgから150mgに増やすという提案もありました。

ただ、私の場合はリリカの副作用がきつく、増やすのは無理でした。それならと選択肢の1つとして提案されたのが手術です。なので今すぐ手術が必要なほど重症とかそういうわけではありませんでした。

お店が繫忙期に

結論から言うと、手術は受けませんでした。手術を受けても確実に治るという保証はなく、手術を受けても潰れた椎間板が元に戻るわけでもなかったからです。

手術を受けることでかかる費用、その間なくなる収入を考えると、リリカを飲んでいれば、短時間だけでも働くことができていたので、無理してまで手術を受ける必要はないと考えました。

もし、発症してすぐの時に手術と言われていたら、間違いなく手術を受けていましたが、その時にはもう、今更感が半端なく、手術はリリカが効かなくなった時の最終手段として取っておくことにしました。

そうこうしているうちに、お店は夏の繫忙期に入り、お祭りのある日は営業時間も延長されるので、短時間労働というわけにもいかず、いつもより長めに働いたりもしました。

その時は先生の許可を取って、リリカを朝昼夕と三回飲んで対応しました。眠気が半端なかったです。夕方ぐらいには忙しさと副作用で意識が朦朧としていました。

なぜか右肩に痛みが出るように

夏の繁忙期を終え、また短時間労働を続けていたある日、右腕を動かすと肩に痛みが出るようになりました。

朝、歯を磨いている時に肩が痛み、そのまま仕事に行ったのですが、ずっと痛くて、ヘルニアと関係しているのかと思い、仕事が終わったあとに病院へ行きました。

レントゲンを撮ることになり、その結果、肩の骨と骨の間が狭くなっていることが分かりました。腕を動かすと骨と骨がぶつかり、そのせいで炎症が起こり、痛みが出ているとのことでした。

ヘルニアとは関係ありませんでした。

ボルタレンテープを処方されましたが、リリカや消炎鎮痛剤を飲んでいても出た痛みなので、湿布を貼ってもあまり効果はないのではないかと思いましたが、一応貼りました。

案の定、改善しませんでした。

利き腕なので使わないわけにもいかなかったのですが、しばらくの間、なるべく右手を使わないように左手で代用していたら、自然に治っていました。

そのせいかは分かりませんが、のちに左五十肩になりました。ヘルニアとは関係ないので、この話はまた別の記事で書きたいと思います。

しばらくは変化がなかったもののある日突然

それからも変化はなく、依然として痛みと痺れが続いていました。

そんなある日のこと、休憩中に椅子に座ると、ある異変に気付きました。いつもなら、膝から下がビリビリと痺れるのに、その日は痺れを感じなかったのです。

発症から1年と1カ月が過ぎた12月のことでした。

もしかしたらヘルニアが治ったかもしれないと思い、その日の夜はリリカの服用をやめることにしました。

翌日と翌々日が休みだったので、リリカの離脱症状が出ても我慢するつもりでした。というのも、以前もリリカをやめようとしたことがあったのですが、離脱症状が我慢できずに、結局リリカを飲んでしまったことがあったのです。

その時は次の日が休みで、その日の夜と次の日の朝にリリカを飲みませんでした。昼頃には腰が痛くなったので、消炎鎮痛剤を飲みました。

でも、夕方には立っていられなくなるほどの痛みが下半身全体に出ました。坐骨神経痛とはまた違ったなんとも表現しがたい痛みでした。

だるさや不快感もあり、次の日が仕事だったので、このままでは仕事に支障が出ると思い、夜にリリカを服用しました。

リリカを飲むと痛みもだるさも不快感もすぐになくなりました。そんなことがあったので、リリカの服用をやめるにはそれなりに覚悟と時間が必要でした。

今回は2連休だったので、痛みや不快感が出てもなんとか我慢するつもりでした。ところが、坐骨神経痛はおろか、以前感じたような強い痛みも出ず、不快感はありましたが、割とあっさりとリリカをやめることができました。

これは今でも不思議です。あの時の痛みは何だったのか、今でも分かりません。

とにもかくにも、1年以上にも及ぶ、痛みと痺れと副作用との闘いは、こうして幕を閉じました。

まとめ

今回の記事では手術を勧められてからヘルニアが治るまでの日々をご紹介しました。

数回に分けてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。少しでも参考になればいいのですが。次回は神経障害性疼痛治療薬のリリカの副作用について詳しくお伝えしたいと思います。

ヘルニアに関しては坐骨神経痛は治りましたが、椎間板は潰れたままなので、時々、腰が痛くなったりします。後遺症もわずかながら残っています。

実は再発もしました。これらのことは『腰椎椎間板ヘルニアの症状・その後』として、また別の記事でご紹介したいと思います。